千葉で5例目の鳥インフル陽性確定 25万羽殺処分へ

千葉県は28日、匝瑳市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザ疑いの事例について、遺伝子検査の結果、陽性が確定したと発表した。県内での発生は今季5例目。県は自衛隊に災害派遣を要請し、飼育している採卵鶏約25万羽の殺処分を進める。

県によると、市内での発生は3例連続で、発生した養鶏場はいずれも半径3キロ以内。27日午後4時ごろ、養鶏場から通報があった。簡易検査した13羽のうち9羽が陽性だった。

県は、この養鶏場から半径3キロ以内で飼育されている約34万羽の移動を制限、半径3~10キロ以内の約45万羽を区域外に搬出することを制限した。

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