国内で28日、新たに252人の新型コロナウイルス感染者の死亡が報告され、1月の死者数は1万124人となった。1カ月当たり1万人を超えるのは初めて。この日の新規感染者は5万4843人だった。
感染者の増加に伴い昨年11月ごろから死者が急増。12月は7600人余りが亡くなり、1カ月当たりで当時、最多となった。今月も死者が多い状況が続いており、2カ月連続で1カ月当たりの最多を更新している。
28日に報告された死者数の都道府県別の内訳は、大阪29人、東京25人、埼玉と愛知がそれぞれ18人などだった。感染者数の内訳は東京4515人、大阪3684人、愛知3486人など。1週間前より約2万4千人減った。感染者数は今月中旬から全国的に減少傾向を示している。
厚生労働省によると、全国の重症者は533人で前日から24人減った。