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産経抄

1月28日

「中国は、朝鮮半島をチベットやウイグルのように扱えるよう、米国を(韓国から)撤収させたがっている」。こう語ったのが、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)・朝鮮労働党委員長(当時)だというから興味深い。米国のポンペオ前国務長官が、24日出版の回顧録で明かした2018年の米朝交渉時のエピソードである。

▼金氏が、異文化・異民族でありながら中国に併合されたチベット自治区や新疆(しんきょう)ウイグル自治区が、どんな悲惨な目に遭っているのかを把握していたことが分かる。金氏はさらに、中国の半島進出を防ぐために米軍の韓国駐留が必要だとも述べたという。

▼日本の親中派政治家より、よほど現実的である。当時の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が「従北政権」と指摘され、本音では在韓米軍の撤退を望んでいたとみられていることを思うと皮肉でもある。韓国の親北派は日本の親中派同様、北本国より夢想家なのだろう。

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