村瀬心が３大会ぶり３位　冬季Ｘゲーム、岩渕４位

世界のトッププロが集結する招待大会の冬季Ｘゲームは２７日、米コロラド州アスペンで開幕し、スノーボード女子スロープスタイルで２０２２年北京冬季五輪代表の村瀬心椛（ムラサキスポーツ）が３位に入った。

米国大会の同種目では３大会ぶり２度目の表彰台。スムーズに技をつなぎ、横３回転などを決める会心の滑りを見せた。

五輪２大会出場の岩渕麗楽（バートン）は自己最高の４位。北京五輪覇者のゾイ・サドフスキシノット（ニュージーランド）が２連覇した。

岩渕「うれしくはない順位」

岩渕にとって表彰台が近くて遠い。前週のワールドカップ（Ｗ杯）に続く４位。世界が注目する大会で健闘したことに納得はしつつも「いつも４位。うれしくはない順位だなと思ってしまっている」と浮かない様子だった。

小技を競う前半セクションに安定感が足りないと分析した。ジャンプには自信を深めているだけに、２８日のビッグエアへ「自分の滑りをきっちり決め切って、メダルを取りに行きたい」と切り替えを強調した。（共同）