松野博一官房長官の地元事務所に勤務する男性政策秘書(49)が、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで千葉県警に摘発されたことが分かった。松野氏が28日、東京都内で記者団に明らかにした。松野氏は「私の管理監督が行き届かなかったということであり、国民に率直におわびを申し上げる」と陳謝した。
松野氏によると、秘書は27日夜、千葉市緑区内の飲食店で1人で飲酒した後、自家用車を運転して同市内の自宅に帰宅途中、警察から職務質問を受けた。呼気を調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出された。赤切符を切られたが、逮捕はされていない。
秘書は30日にも衆院に辞表を提出するという。松野氏は「政策秘書という立場にあるものが法令に違反する行為を行ったことを極めて重く受け止める。今後2度とこのようなことがないよう事務所のメンバーにしっかりと指導をする」と述べた。