北海道上川町で28日、巨大な氷像を7色のライトで照らす「層雲峡温泉氷瀑まつり」が始まった。氷点下10度以下に冷え込む中、訪れた人らはカメラで撮影するなどして鮮やかな光と造形の共演を楽しんだ。3月12日まで。
会場には神殿や橋などの氷像大小約30基が並ぶ。メインは高さ約13メートルの円すい形の作品で、らせん階段で頂上付近の展望台に上れる。新型コロナウイルス感染拡大を受けて昨年、一昨年は中止していた飲食の提供も再開した。
北海道北見市から家族で訪れた小学4年関根壮志君(10)は「でっかくて迫力がすごい」と笑顔で話した。