学び直し、年３０万円支援　三井住友海上

三井住友海上火災保険は２７日、全国の転居や転勤を伴わない「地域限定型」採用の社員が大学などで学び直しをする際の入学金や受講料を年間で最大３０万円まで支援すると発表した。変化が少ない環境で働くことが多い社員のモチベーションやスキルの向上を図る。

対象は入社６年目以降の地域限定型社員、約５千人。全国の部支店に対して１部支店につき最大で３０万円を割り振り、社員の希望を聞いて部支店長が割り振る。１人に３０万円全額を使ったり、複数人に均等に配分したりするなど手法は部支店長に一任する。

学び直しする社員の成長のほか、部支店長の人材育成経験が上がることや地方大学との関係強化により新卒採用につなげることを期待する。