公明代表、自民に事前報告 衆院2選挙区の公認決定

公明党の山口代表=17日午前、国会
公明党の山口代表=17日午前、国会

公明党の山口那津男代表は27日、衆院選挙区定数「10増10減」後の東京29区、広島3区の公認候補を先行して決めたことを巡り、自民党にも事前に伝え、発表することに理解を得ていたと強調した。「公明として主体的に判断し、自民の枢要な幹部の方々には報告した。理解を頂き公表した」と国会内で記者団に述べた。

公明は25日の中央幹事会で両選挙区の公認候補を決定。今後の自民との候補者調整について、山口氏は「自公で協力して選挙をするため、可能な限り丁寧に相談しながら進めていきたい」とも語った。

自民は両選挙区で次期衆院選候補予定者となる支部長を決めていないため、それぞれの地方組織から、公明の対応に不満の声が出ている。

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