27日午前7時55分ごろ、京都市山科区のJR東海道線山科駅で信号が赤のまま切り替わらないトラブルがあり、運休や遅れが生じて約1万6千人に影響した。山科―高槻間では24日以降、寒波襲来に伴う大雪でポイントの不具合が生じた影響で、列車が客を乗せたまま立ち往生するなどのトラブルが頻発。ダイヤの乱れが連日生じている。
JR西日本によると、27日朝のトラブルは、山科駅とは別の場所にある運行指令所が確認してから約20分後に運転が再開した。原因は不明。
東海道線では24日夜、山科駅や京都駅など計21カ所でポイントが凍結するなどして故障。15本で約7千人が車内に長時間閉じ込められた。26日には山科駅でポイントの不具合が生じるなどし、運休が多発して約52万人に影響した。