29日に開催される「第42回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、奥村組協賛)に出場する有力選手が27日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で記者会見に臨んだ。
2024年パリ五輪の代表選考会として10月15日に開催される「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」に向けた試金石となるレースで、8月の世界選手権(ブダペスト)の代表選考会も兼ねて開催される。
東京五輪1万メートル代表の安藤友香(28)=ワコール=は「やってきたことを信じて、自己ベストを更新したい。優勝を目指して頑張りたい」と力強く宣言。前回大会2位の上杉真穂(まお)(27)=スターツ=は「怖がらずに前へ出る。このレースでチャレンジできたらMGCで勝つことにもつながる」と話し、佐藤早也伽(さやか)(28)=積水化学=は「目標は自己ベスト。これまでのマラソンで一番練習ができている」と自信をのぞかせた。
大阪の市街地を巡るコースは12年ぶりに一部変更される。レースはヤンマーフィールド長居(大阪市東住吉区)が発着点で、29日午後0時15分にスタートする。