自民・茂木氏「73歳定年制」堅持に理解

衆院本会議で代表質問する自民党の茂木敏充幹事長=25日午後、衆院本会議場(矢島康弘撮影)
衆院本会議で代表質問する自民党の茂木敏充幹事長=25日午後、衆院本会議場(矢島康弘撮影)

自民党青年局(局長・鈴木憲和衆院議員)は27日、党が掲げる衆院比例代表候補の「73歳定年制」を堅持するよう茂木敏充幹事長に申し入れた。茂木氏は「当然のことだ」と理解を示した。党本部での面会後、鈴木氏が記者団に明かした。

自民は衆院比例候補の選定基準を「公認時に73歳未満」と内規で定める。若手を中心とする青年局は「新陳代謝を図るためにも堅持すべきだ」と主張する一方、ベテラン議員らには「人生100年時代にそぐわない」として撤廃を訴える声もある。

青年局はまた、衆院選挙区「10増10減」に伴い新たに増える選挙区について、若手や女性候補の積極的な擁立も求めた。茂木氏は「新陳代謝が大切だ」との認識を示した。

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