自民党青年局(局長・鈴木憲和衆院議員)は27日、党が掲げる衆院比例代表候補の「73歳定年制」を堅持するよう茂木敏充幹事長に申し入れた。茂木氏は「当然のことだ」と理解を示した。党本部での面会後、鈴木氏が記者団に明かした。
自民は衆院比例候補の選定基準を「公認時に73歳未満」と内規で定める。若手を中心とする青年局は「新陳代謝を図るためにも堅持すべきだ」と主張する一方、ベテラン議員らには「人生100年時代にそぐわない」として撤廃を訴える声もある。
青年局はまた、衆院選挙区「10増10減」に伴い新たに増える選挙区について、若手や女性候補の積極的な擁立も求めた。茂木氏は「新陳代謝が大切だ」との認識を示した。