スズキ、2030年度までにEV6モデル投入 電動化へ2兆円投資、売上高倍増目指す

スズキのロゴ
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スズキは26日、国内向けに2030年度までに電気自動車(EV)を6モデル投入すると発表した。脱炭素社会の実現に向け、電動化関連の研究開発と設備に2兆円、うち5千億円を電池関連に投資する。30年度の連結売上高は21年度から倍増となる7兆円規模を目指す。

商用の軽EVを23年度に投入し、小型スポーツタイプ多目的車(SUV)や軽などのEVを展開していく計画だ。二輪車は中小型で24年度にEVを投入し、30年度までに8モデルを予定する。

東京都内で説明会を開いた鈴木俊宏社長は「今の車の利用者が実際に車をどのように使っているか、しっかりと見極めた上で適所適材のEVを投入していく」と述べた。軽EVの価格は「100万円台に抑えないといけない」と訴えた。

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