生活支配か、殺人容疑で男逮捕 堺の集合住宅に遺体

楠本大樹容疑者(フェイスブックから)
楠本大樹容疑者(フェイスブックから)

堺市中区の集合住宅の一室で昨年11月、住人の無職、唐田健也(たつや)さん=当時(63)=の遺体が見つかった事件で、大阪府警捜査1課は26日、殺人の疑いで、無職、楠本大樹容疑者(33)を逮捕した。「いまは一切、コメントを控える」と供述している。

逮捕容疑は、昨年11月20日未明~同午後6時55分、堺市中区深井水池町の集合住宅の一室で、唐田さんに何らかの暴行を加えて殺害したとしている。

府警によると、楠本容疑者は唐田さんの隣の部屋に住んでいた。2人は昨年10月ごろ知り合ったとみられ、楠本容疑者は「唐田さんの金銭管理をしている」と周囲に説明。唐田さんは受給していた生活保護費の大半を楠本容疑者に手渡していたといい、詳しい経緯を調べる。

楠本容疑者は昨年10~11月、堺市中区役所などで唐田さんに殴る蹴るの暴行を計11回繰り返したとする暴行容疑などで3回、府警に逮捕されていた。

事件を巡っては、区役所職員らが唐田さんが楠本容疑者から腹を殴られる暴行を複数回目撃。職員が暴行を制止したケースもあるが、通報はしておらず、西川明尚区長は対応を検証する方針を示している。

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