週末も運転取りやめの可能性 JR西日本、東海道線や大阪環状線

JR西日本本社
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JR西日本は26日、強い冬型の気圧配置の影響で週末も大雪や強風が見込まれるため、28日は東海道線や大阪環状線など近畿圏の在来線の多くで始発電車から運転を取りやめる可能性があると発表した。

JR西は最新情報をホームページなどで確認するよう呼びかけている。

近畿圏の在来線では24日夜、京都駅などの計21カ所でポイント(分岐器)が凍結するなどし、切り替えができなくなった。東海道線高槻-山科間の計15本の列車が立ち往生し、約7千人が長時間車内に閉じ込められた。

26日も雪でポイントが切り替わらなくなるトラブルが発生し、ダイヤの乱れを修正するシステムの一部機能が停止した影響で、330本が運休し、892本が最大229分遅れた。約52万人に影響した。

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