東電柏崎原発の審査対応を批判 規制委・山中委員長

原子力規制委の山中伸介委員長
原子力規制委の山中伸介委員長

原子力規制委員会の山中伸介委員長は25日の記者会見で、東京電力が柏崎刈羽原発3号機(新潟県)の審査書類に、同2号機の記載内容を流用していた問題などについて「小さなトラブルが引き続き何度も起こることは問題で、会社の体制として好ましくない」と苦言を呈した。

東電が再稼働を目指す同原発では、令和3年に侵入者検知設備の故障などテロ対策不備が相次いで発覚し、規制委が事実上の運転禁止命令を出している。山中氏は「(テロ対策など)核物質防護とは別だが、小さいミスが度重なり起こることを問題視している」と指摘。「安全性に直接関わる重大ミスとは思わないが、東電がどう考え、どう対処するのかを改めて確認したい」と述べた。

同原発3号機は運転開始30年を迎える前の審査中だが、東電の審査書類に計150カ所の誤りがあることが19日に判明した。

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