<独自>新型コロナ ワクチン接種年1回案 政府内浮上 4月以降も無料

新型コロナウイルスの5回目のワクチン接種を受ける岸田文雄首相(左)=2022年11月25日、東京都千代田区(代表撮影)
新型コロナウイルスの5回目のワクチン接種を受ける岸田文雄首相(左)=2022年11月25日、東京都千代田区(代表撮影)

新型コロナウイルスのワクチン接種を令和5年度から原則年1回とする案が政府内に浮上していることが24日、分かった。複数の政府関係者らが明らかにした。全国民が対象となるが、将来的には感染リスクの高い高齢者らに限定する方向だ。4月以降も無料接種は当面続ける。

26日の厚生科学審議会(厚生労働相の諮問機関)予防接種・ワクチン分科会の部会などで専門家らが議論し、詳細を詰める。

ワクチン接種は予防接種法上の「特例臨時接種」に位置付けられ、3月末を期限に全額公費で負担してきた。

新型コロナの感染症法上の位置付けを巡り、危険度の高い「2類」相当から季節性インフルエンザ並みの「5類」に移行する時期は、大型連休に入る直前の「4月末」が有力視されていることも分かった。政府は「4月1日」に移行する方針だったが、全国知事会の「準備が間に合わない」との声に配慮する方向だ。

また、5類への引き下げに先立ち3月にも、小中学校などで子供のマスク着用を緩和する案も出ている。

岸田文雄首相は20日、感染症法上の位置付けを、今春にも5類に引き下げると表明していた。23日の施政方針演説では「医療体制、公費支援などさまざまな政策・措置の対応について、段階的な移行の検討・調整を進める」と述べていた。

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