<独自>鶏肉ソーセージやもみじ、中国から不正密輸 容疑で中国籍の女逮捕 大阪府警

「鑫盛源商貿」に家宅捜索に入る捜査員ら=昨年12月、大阪市中央区
「鑫盛源商貿」に家宅捜索に入る捜査員ら=昨年12月、大阪市中央区

鶏肉からつくったソーセージなどの加工品を不正に輸入したとして、大阪府警生活環境課が25日、家畜伝染病予防法違反の疑いで、輸入食品販売会社「鑫盛源商貿(かねもりげんしょうぼう)」(大阪市中央区)の実質的経営者で中国籍の郭艶紅(グオイエンホン)容疑者(50)=大阪市西成区北津守=を逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、郭容疑者は昨年10月上旬から11月下旬まで、3回にわたって鶏肉のソーセージや、鶏の足(もみじ)といった加工品計約11・5キロを、国際郵便を使って中国から密輸した疑いが持たれている。

高病原性鳥インフルエンザやアフリカ豚熱(ASF)などの伝染病が国内で広がるのを防ぐため、同法では一部の国を除き、海外から日本に加工品を含め、鶏肉や牛肉、豚肉、卵などを個人が持ち込むことを禁止している。

郭容疑者は、菓子などほかの食品に紛れ込ませてソーセージなどを中国から密輸していたとみられる。関西国際空港での検疫で発覚し、動物検疫所が府警に情報提供した。これまでに複数回、動物検疫所から警告を受けていたという。

鶏肉のソーセージは、中国料理で使われるメニューで、国内に住む中国人向けに高値で販売していた可能性もある。府警は、中国にも協力者がいるとみて、詳しい経緯や実態解明を進める。


鶏肉ソーセージやもみじ 在日中国人に一定需要 不正密輸後絶たず

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