テレワーク呼びかけ、顧客に説明も 今季最強寒波で企業も対応

積雪した京都市内で、足下に気を付けながら通勤、通学する人たち=25日午前8時49分、京都市(永田直也撮影)
積雪した京都市内で、足下に気を付けながら通勤、通学する人たち=25日午前8時49分、京都市(永田直也撮影)

今季最強の寒気の到来で、24日から25日朝にかけて関西の企業も対応に追われた。「可能な範囲で在宅勤務を活用してほしい」と呼びかける企業も多く、この冬一番の寒気に備えた。

24日から25日にかけて平地も含めて大雪となる予報で、鉄道などの公共交通機関で運休や大幅な遅れが懸念されていたことから、複数の企業が社員に事前にテレワークなどの活用を呼びかけた。

京セラは全社的な通達は出していないものの、各部署で社員に対し「可能な範囲で在宅勤務を活用してほしい」と呼びかけたといい、サントリーホールディングス広報担当者も「テレワークの体制もできていて、普段から無理のないように出社するという取り決めをしている」として、各社員が判断して通勤することを想定した。積水ハウスも同様の対応で「新型コロナウイルス禍を受けて、事務所で働く社員は居住地域の状況などを踏まえて柔軟に出社をしたり、在宅勤務ができるようにしている。天候の状況に合わせて社員が出勤を判断することになる」とした。

阪急阪神百貨店などを傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングによると、店舗の営業に大きな影響はないとするが、「遠方から出勤している店舗の従業員は、交通事情によっては一部シフトを調整する」と話した。

一方で、旅行業界では寒波の影響を心配する顧客の対応に追われた。ある大手旅行会社の広報担当者は「寒波を受けてキャンセルなどの問い合わせが窓口に入っている」と明かし、代理店にツアーなどの予約を直接申し込んでいる客には旅行参加できるかどうかを確認するため連絡を急いでいるという。

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