「不惑の大砲」門田博光さん74歳で死去 歴代3位の567本塁打

豪快なフルスイング持ち味だった門田博光さん=昭和63年8月
豪快なフルスイング持ち味だった門田博光さん=昭和63年8月

プロ野球南海、ダイエー(いずれも現ソフトバンク)、オリックスで歴代3位の567本塁打を放った門田博光(かどた・ひろみつ)さんが死去したことが24日、分かった。74歳だった。

奈良県出身。奈良・天理高、クラレ岡山を経て昭和45年、左の好打者としてドラフト2位で南海に入団。54年2月のキャンプ中に右アキレス腱を断裂する大けがを負ったが、選手生命の危機を乗り越え、指名打者(DH)で復活。身長170センチと小柄な体格ながら、フルスイングを身上に本塁打にこだわる打撃を追求し、56年には44本で本塁打王のタイトルを初めて獲得した。同年7月には当時日本記録の月間16本塁打を達成した。

40歳で臨んだ63年は本塁打王、打点王の2冠に輝き「不惑の大砲」「中年の星」と呼ばれ、最優秀選手(MVP)に選ばれた。平成元年からオリックス、3年からダイエーに在籍し、4年に44歳で引退した。

通算成績は2571試合出場で打率2割8分9厘、2566安打、567本塁打、1678打点。本塁打王は3度、打点王には2度輝いた。平成18年に野球殿堂入りした。

門田さん、フルスイング貫いた本塁打へのこだわり

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