韓国の電機大手サムスン電子が6日発表した2022年の連結決算(暫定集計)は、本業のもうけを示す営業利益が前年比16%減の43兆3700億ウォン(約4兆5千億円)となった。同社は、世界的な景気停滞で主力とする半導体の需要が低迷したことなどを要因に挙げた。
22年10~12月期の営業利益は前年同期比69%減の4兆3千億ウォンとなった。聯合ニュースによると、四半期の営業利益が5兆ウォンを下回るのは14年7~9月期以来。
22年の売上高は前年比7・9%増の301兆7700億ウォンで、初めて300兆ウォンを突破した。
部門別の実績を含む確定値は今月下旬に発表する見通し。(共同)