徴用工訴訟で日本製鉄が再抗告2022/12/28 18:02桜井 紀雄国際朝鮮半島社会裁判政治政策徴用工・挺身隊訴訟みんなの反応日本製鉄のロゴ(ロイター)【ソウル=桜井紀雄】韓国最高裁が日本製鉄(旧新日鉄住金)などに賠償を命じた、いわゆる徴用工訴訟で、日本製鉄は28日までに、韓国内で差し押さえられた資産の売却を命じた大邱(テグ)地裁の決定を不服として再抗告した。最高裁が再抗告を棄却すれば、資産の現金化が可能となる。先に手続きが進む三菱重工業への訴訟と合わせ、韓国政府は現金化を回避するため、韓国の財団が賠償金を肩代わりする案など、解決策を検討しているが、原告側は日本側の免罪になるなどとして反発している。