わいせつ教員2人を免職 広島県教委「危機的状況」

広島県教育委員会は21日、少女に現金を渡してわいせつな行為をしたとして広島県警に児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで逮捕され、罰金50万円の略式命令を受けた広島県立西条農業高の沢井晃教諭(52)を懲戒免職処分とした。別の県立高の男性教諭(33)も少女にわいせつ行為をしたとして懲戒免職処分にした。

わいせつ・セクハラ行為での懲戒処分者は本年度12人に上る。教職員課の松下大海課長は記者会見で「危機的な状況だ。不祥事の根絶に取り組む」と述べた。

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