安保3文書公明の〝ブレーキ〟随所に 中国配慮、海保と海自の連携強化抵抗2022/12/16 19:08大島 悠亮有料プラン記事政治政局政策安全保障政策みんなの反応政府与党政策懇談会に臨む公明党の山口那津男代表(中央)=16日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)政府が16日に閣議決定した「安保3文書」を巡る自民、公明両党の実務者ワーキングチーム(WT)の協議は自民が公明に配慮する場面が目立ち、3文書の主要政策には公明の主張が反映された。自公間の協議では当初、敵ミサイル拠点などへの打撃力を持つことで日本への攻撃を躊躇(ちゅうちょ)させる「反撃能力」(敵基地攻撃能力)が最大の争点になるとの見方が強かった。ただ、相次ぐ北朝鮮のミサイル発射など安全保障環境が厳しさを増す中、公明からも「反対はできない」(関係者)と異論はほぼ出なかった。反応