ウクライナ洋上発電計画 近隣国経由で、トルコ企業

トルコのカルパワーシップ社の火力発電船(同社提供・共同)
トルコのカルパワーシップ社の火力発電船(同社提供・共同)

ウクライナ向けに黒海洋上の火力発電船から近隣国を経由して電力を供給する計画をトルコ企業が9日、明らかにした。関係当局と交渉中で、実現すれば30万キロワットの電力を供給できる。戦時下にあるウクライナの環境では100万世帯に相当するという。

複合企業カラデニズ・ホールディング傘下のカルパワーシップ社によると、ウクライナの電力会社ウクルエネルゴから要請を受けた。当初ウクライナ南部オデッサへの発電船派遣を検討したが保険に加入できず、近隣国のモルドバやルーマニアの送電線を活用する計画に変更した。

両国はウクライナと送電線がつながっているため、供給が可能だという。発電船3隻を派遣する計画で、条件が整った後、1カ月以内に供給を開始できると説明した。国連を含めた関係当局と協議を進めているという。(共同)

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