核先制使用の検討示唆 プーチン氏、米欧を牽制

ユーラシア経済同盟(EAEU)首脳会議に出席したロシアのプーチン大統領=9日(ロイター)
ユーラシア経済同盟(EAEU)首脳会議に出席したロシアのプーチン大統領=9日(ロイター)

ロシアのプーチン大統領は9日の記者会見で、ロシアの軍事ドクトリンが核を報復にのみ使用できるとする一方、米国は先制攻撃が可能だと主張し「安全保障確保のため、米国案の採用を検討すべきかもしれない」と述べた。ロシアが侵攻するウクライナを支援する米欧を牽制(けんせい)した。

キルギスの首都ビシケクでユーラシア経済同盟(EAEU)首脳会議後に会見した。仮にロシアが先制攻撃を受ければ「敵は跡形もなくなる」とも警告した。7日にも核戦争リスクについて「脅威が増している」と語ったばかりだった。

9日の会見ではウクライナでの軍事作戦は「順調だ」と強調し、兵員の追加動員の可能性は否定した。一方「全体的な解決プロセスは困難で時間がかかるが、全ての参加者が現実と折り合いを付ける必要がある」とし、交渉に含みを持たせた。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細