南部原発にロケット砲配備 ロシア、西岸拠点攻撃に使用か

ウクライナ南部エネルゴダールにあるザポロジエ原発(ロイター=共同)
ウクライナ南部エネルゴダールにあるザポロジエ原発(ロイター=共同)

ウクライナ原子力企業エネルゴアトムは、ロシアが南部ザポロジエ原発に複数の多連装ロケット砲を配備したと表明した。原発を盾にする形で、ドニエプル川西岸のウクライナ側拠点を攻撃する可能性があると指摘した。地元メディアが8日伝えた。

エネルゴアトムは、ロシアが7日にザポロジエ原発6号機の近くにロケット砲を配備したと主張。国際原子力機関(IAEA)にも報告したという。欧州最大のザポロジエ原発の周辺では攻撃が相次ぎ、重大事故につながりかねない事態が頻発。IAEAは原発周辺に安全管理区域を設ける案を示していた。

ロシアは侵攻後、ザポロジエ原発を占拠。ロケット砲配備についてエネルゴアトムは、原発の対岸に位置するニコポリや、その近郊のマルハネツィを攻撃する可能性があるとした。(共同)


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