中国外務省会見がらがら 多くの記者が陰性証明取得できず

空席が目立つ中国外務省報道官による定例記者会見の会場=9日、北京(共同)
空席が目立つ中国外務省報道官による定例記者会見の会場=9日、北京(共同)

中国外務省の報道官による定例記者会見の会場が9日、がらがらになった。新型コロナウイルスを徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策を大幅緩和したことでPCR検査体制が混乱し、会見出席の条件となる陰性証明を取得できない記者が増えたためだ。

会見場は普段中国や各国の記者で埋め尽くされているが、この日の着席者は約20人と異例の少なさだった。国営中央テレビの記者が連日座っている事実上の指定席も空席だった。

空席が目立つ中国外務省報道官による定例記者会見の会場=9日、北京(共同)
空席が目立つ中国外務省報道官による定例記者会見の会場=9日、北京(共同)

外務省は会見に出席する記者らに、24時間以内のPCR検査の陰性証明提出を求めている。ただここ数日は突然の規制緩和と感染者増に伴う検査体制の混乱で結果が出ない例が相次ぎ、多くの記者が証明を取得できなくなっている。

既に街中では規制緩和により陰性証明を提示する場面が大幅に減っており、外国メディアからは外務省に改善を求める声が出ている。(共同)

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