イラン石油密輸で追加制裁 米、革命防衛隊主導と非難

ブリンケン米国務長官(AP=共同)
ブリンケン米国務長官(AP=共同)

米財務省は8日、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」が主導する国際的な石油密輸や資金洗浄に関与したとして、英領ジブラルタルなどに拠点を置く計約30の企業や個人を新たに制裁対象に指定した。米国内の資産が凍結され、米国人との取引ができなくなる。米メディアは、制裁対象にはトルコの著名な会社経営者が含まれていると指摘した。

ブリンケン国務長官は声明で、石油の輸送先は中国やロシアだったと指摘した。「革命防衛隊による違法な輸出」だと非難し、厳格に制裁を科す方針を強調した。

財務省は石油密輸による収益が数億ドル(数百億円)に上り、ロシア政府高官も活動を支援していたと指摘した。今回の密輸ネットワークを巡っては、5月にもロシア拠点の企業や個人を制裁対象に指定している。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細