冬賞与、企業の21%が増額 昨冬上回る

オフィス街のサラリーマン(早坂洋祐撮影)
オフィス街のサラリーマン(早坂洋祐撮影)

帝国データバンクは9日、従業員1人当たりの冬の賞与(ボーナス)を昨年より増額する企業が21・2%に上ったとの調査結果を発表した。昨冬に増額と答えた割合を2・7ポイント上回った。新型コロナウイルス禍から経済活動が正常化に向かう中、物価高への手当などを支給する企業が増えている。

一方、零細企業を中心に「賞与はない」との回答も1・3ポイント増の13・3%だった。帝国データの担当者は「小規模企業ほどコスト高を販売価格に転嫁できず、収益環境の悪化に直面しているのではないか」と分析した。

調査は11月16~30日にインターネットで実施、全国の1万1510社から回答を得た。支給額を昨年と同じとする企業は0・6ポイント増の43・0%、減額する企業は4・5ポイント減の14・9%だった。

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