9日午前9時25分ごろ、大阪市北区長柄東の市営住宅の一室から、「白骨化した遺体がある」と110番があった。駆け付けた大阪府警大淀署員が、高齢男性とみられる一部が白骨化した遺体を発見。同署は住人の80代男性の可能性があるとみて身元や死因を調べるとともに、同居していた50代の息子が何らかの事情を知っているとみて行方を捜している。
同署によると、現場の部屋は家賃が滞納されており、強制執行のため市から委託された業者が室内に入り、あおむけで毛布をかけられた遺体を見つけた。室内にはごみが散乱し、玄関は無施錠だったという。