細川昌彦氏「中国は経済の武器化図っている」 仙台「正論」懇話会

細川昌彦氏
細川昌彦氏

仙台「正論」懇話会の第68回講演会が9日、仙台市青葉区の江陽グランドホテルで開かれ、明星大教授の細川昌彦氏が「激動の中の日本と経済安保の行方」と題して講演した。

米中対立の中で3期目に入った習近平指導部。中国は「自立自強」を目指し、国内のサプライチェーン(供給網)強化などで「(他国に)依存しない強国」を目指す一方、「他国を依存させることで『経済の武器化』を図ろうとしている」と警告した。

中国への進出企業は、共産党政権の恣意的な規制に注意が必要で、「中国による技術入手目的の買収を阻止するため、日本企業は持続可能なサプライチェーンの確保が必要だ」と強調。「(その分野で必要不可欠な)チョークポイント技術を磨き、安保の機微度に応じて、事業(技術)の仕分けと技術管理を徹底させることが重要だ」と語った。

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