中3女子自殺で学校、調査結果報告せず 法令違反の疑いも

富山市立北部中3年の女子生徒(15)が自殺した問題で、学校がいじめの有無などを把握するために実施した調査の結果を市教育委員会に報告していなかったことが9日、市教委への取材で分かった。「いじめ防止対策推進法」は、学校がいじめの有無を調査した場合、設置者に結果を報告することを定めており、法令違反の可能性もある。

調査は、生徒が相談した人間関係トラブルについて、1年の時に聞き取りで実施した。市教委は調査結果の報告を受けなかったため「対処をしていなかった」と説明している。

市教委学校教育課の川端紀代美課長は、報告がなかった理由について「今後の調査に関わるので、回答を差し控える」と述べた。

女子生徒は11月19日に自殺。人間関係のトラブルで学校に複数回相談していた。市教委は第三者委員会を設置し、いじめの有無や学校の対応に問題がなかったかどうかを調査する方針。来年7月ごろをめどに提言をまとめる。


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