戦闘機共同開発「最先端技術の結集を」 三菱重工などコメント

航空自衛隊のF2戦闘機
航空自衛隊のF2戦闘機

日本、英国、イタリアの3カ国が次期戦闘機の共同開発を発表したことを受け、三菱重工業など防衛省と次期戦闘機の開発に係る契約を締結している日本企業が9日、それぞれコメントを発表した。

三菱重工業は「3カ国が保有する最先端技術や知見を結集できるよう、各国政府や企業と緊密に連携しながら開発に鋭意取り組んでいく」と強調。同社は英伊の企業とともに機体開発の統括を担うとみられる。

エンジン担当として開発に参加しているIHIは「これまでの経験や成果に基づき、航空機産業先進国の英国やイタリアとの協業の中で、主導的な役割を果たしていく」との考えを示した。レーダーなどの電子機器の開発を進めている三菱電機は「わが国の安全保障や防衛産業基盤の強化に向けて貢献したい」とコメントした。

日英伊、新戦闘機共同開発 空自F2後継

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