浪速風

「質」を追求する

クロアチアとのPK戦に敗れ、肩を落とす日本イレブン=アルジャヌーブ競技場(蔵賢斗撮影)
クロアチアとのPK戦に敗れ、肩を落とす日本イレブン=アルジャヌーブ競技場(蔵賢斗撮影)

ご存じの通り、サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表は決勝トーナメント1回戦で、PK戦の末にクロアチアに苦杯を喫し、目標に掲げていた準々決勝進出を逃した。数日が経過し、フィーバーぶりも落ち着いてきたと思うので、厳しめのことを書きたい

▶3人が失敗したPK戦から、精神的な課題を挙げる声もあるが、足りなかったのは「質」である。1次リーグで優勝経験国のドイツとスペインを破ったのが快挙なのは間違いない。しかしながら、戦いぶりはどうだったか。耐えて少ない好機を生かす戦術には限界がある。時間はかかっても、質を高めて強豪と互角に渡り合える強さを追求すべきだ

▶一般の会社や組織にも共通することだが、内向きの発想で「よかった」「努力はした」で片付けると、前進はない。質の向上は、違いを認識するところから始まる。しっかりと検証し、悪かった点と正面から向き合える会社や組織だけが成長する。

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