ウクライナ、米にクラスター弾供与要請 本格検討至らず 米報道

ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター=共同)
ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター=共同)

米CNNテレビは8日、ウクライナがバイデン米政権にクラスター(集束)弾の供与を要請したと報じた。クラスター弾は1発の爆弾から多数の子爆弾をまき散らす殺傷能力の高い兵器で、国際条約で禁止されている。米政権内では供与に法的制約があるため本格的な検討に至っておらず、近く実施される可能性は低いという。

CNNは「ウクライナによる最も物議を醸す要請」だと伝えた。米、ウクライナ双方の複数の当局者によると、米政権はウクライナの兵器備蓄が枯渇した場合に限りクラスター弾供与も「最終手段」として排除していない。

ウクライナは侵攻長期化で砲弾の備蓄が減っていることを受け、自国で保管しているクラスター弾を使う可能性を米側に伝達した。ロシアによる迫撃砲の数的優位を覆す狙いがあるという。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細