埼玉県警がIPAと協定締結 サイバー犯罪への対応で

協定書を交わした県警の広木利信生活安全部長(右)と情報処理推進機構の登大遊サイバー技術研究室長=8日、県警本部(星直人撮影)
協定書を交わした県警の広木利信生活安全部長(右)と情報処理推進機構の登大遊サイバー技術研究室長=8日、県警本部(星直人撮影)

埼玉県警と情報処理推進機構(IPA)は、サイバー犯罪などへの対処能力の向上を目的とした連携協定を締結した。都道府県警がIPAと協定を結ぶのは初めてという。

8日の協定締結式では、県警の広木利信生活安全部長とIPAの登大遊・産業サイバーセキュリティセンターサイバー技術研究室長が協定書を交わした。

今後、県警が把握しているサイバー犯罪に関する情報の一部などをリアルタイムでIPAと共有し、攻撃情報の分析をはじめとする共同研究を進めるほか、職員の人材育成などの分野で協力を行う方針。

協定により、県警はサイバー空間における犯罪が近年、悪質巧妙化していることを念頭に職員の能力向上を図り高度な事案にも対処すること目指す。IPAは、職員の安定的な人材育成を進めて研究開発を推進する。

協定の締結について、県警サイバー犯罪対策課の毎原志帆課長は、「IPAと県警がこれまで以上に緊密に連携することで、サイバー空間の安全確保につなげていきたい」としている。

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