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産経抄

12月8日

ロシア南西部クルスク州の州都クルスク郊外の空港周辺で立ち上る煙(クルスク州提供、AP)
ロシア南西部クルスク州の州都クルスク郊外の空港周辺で立ち上る煙(クルスク州提供、AP)

郵便局から手紙や小包がドローンで届く。山間部や離島では数年後、こんな光景が見られそうだ。昨日の小紙の記事によれば、日本郵便などが物流専用ドローンの開発を進めている。最大5キロまでの荷物を積載して約35キロまで飛行できる。

▼別の紙面では、そのドローンが、ウクライナ侵略を続けるロシアの2つの空軍基地で爆発を起こした事実を伝えていた。ロシア国防省はウクライナ軍の攻撃を受けたと発表した。事実なら、国境から450キロも離れた内陸部まで入り込んだドローンを撃ち落とせなかったことになる。ロシアの受けた衝撃は大きいだろう。

▼日本学術会議は今年7月、民生用と軍事用のどちらにも利用可能な「デュアルユース」の先端科学技術とそれ以外の技術を「単純に二分することはもはや困難」とする文書を発表した。郵便配達もすれば、恐ろしい兵器にもなるドローンの例を見ても、ごく当たり前の見解である。

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