「森保ノート」の問い合わせ急増 コクヨ、特別仕様の贈呈も検討

1次リーグのスペイン戦で、メモを取る森保監督=1日、ドーハ(共同)
1次リーグのスペイン戦で、メモを取る森保監督=1日、ドーハ(共同)

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会でベスト16の成績を収めた日本代表をめぐり、森保一監督(54)が試合中にメモをするため使用していた大手文房具メーカー「コクヨ」製のノートが会員制交流サイト(SNS)などで注目されている。同社には、商品を取り扱う販売店などからの問い合わせが急増。同社では今後、森保監督に対し〝特製ノート〟の贈呈も検討している。

注目度の高まりに「大きな驚き」

森保監督は代表監督に就任して以来、練習中や試合中に気づいたことをメモしている。W杯でも1次リーグや決勝トーナメントの試合中、森保監督が合間を縫ってメモをする姿が再三見られたほか、7日の帰国会見の際にもノートにメモしている姿が見られた。ツイッターでは「(森保監督が)メモしているのがすごく好印象」「森保監督と同じノートとペンが欲しくなる」といった好意的な声が寄せられている。

【日本-クロアチア】前半、メモを取る日本代表・森保一監督=アルジャヌーブ競技場(撮影・村本聡)
【日本-クロアチア】前半、メモを取る日本代表・森保一監督=アルジャヌーブ競技場(撮影・村本聡)

その森保監督が愛用しているのが、コクヨの「キャンパスノート」だ。1次リーグではドイツやスペインといった強豪国を次々と撃破した際、メモを取る姿がたびたび映像で映し出されたこともあり、同社にはキャンパスノートを取り扱う販売店などからの問い合わせが急増。W杯期間中にキャンパスノートの注目度が高まったことについて、同社は「大きな驚きを覚えるとともに、純粋にありがたい、という気持ち」とした上で、「デジタル化やペーパーレス化で手書きをする機会が減っているという方も多い中、あらためて『メモの力』のようなものを感じて頂けたのではないか」と説明する。

ばらけにくい丈夫さが「強み」

キャンパスノートは昭和50年に誕生。ノートのサイズの大きさはスタンダードタイプで大小7種類あり、年間約1億冊を販売する同社のロングセラー商品だ。

同社によると、森保監督が試合中に使用しているのはB6サイズのコンパクトなタイプとみられるといい、「ページがフラットに開き、森保監督のように表紙を折り返して使っても、ばらけにくい丈夫さが強み」(同社)だという。

同社は「日本代表の活躍から受けた感動をなんらかの形でお伝えしたいという思いを当社が抱いていることは事実だが、具体的にどういったことが実施できるかは決まっていない」と前置きしつつ、「オリジナルデザインのノートの作成も一案としてあるが、(サッカーをしている少年・少女への)ノートの寄付など様々な可能性から検討を進めたい」としており、今後は森保監督本人や、日本サッカー協会の意向に沿いながら検討を進めるという。(浅野英介)

サッカー日本代表が首相官邸を訪れ森保一監督(左)と話をする岸田文雄首相。それぞれが使用しているノートを交換した=8日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)
サッカー日本代表が首相官邸を訪れ森保一監督(左)と話をする岸田文雄首相。それぞれが使用しているノートを交換した=8日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)

サッカー日本代表が首相表敬 岸田・森保ノート交換も

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