「世界中に行動の波を起こした」 米タイム誌「今年の人」のゼレンスキー氏

ウクライナのゼレンスキー大統領が表紙の米誌タイム(同誌提供、共同)
ウクライナのゼレンスキー大統領が表紙の米誌タイム(同誌提供、共同)

【ニューヨーク=平田雄介】米誌タイムは7日、毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」にウクライナのゼレンスキー大統領を選んだ。ロシアの侵略に抵抗する指導力を評価した。また、対露戦を支える世界の人々の連帯に敬意を表し、「ウクライナの精神」をたたえた。

ゼレンスキー氏は、コメディアンから転身して2019年に大統領に就任。当初は軽薄な人物との見方もあったが、ロシアの侵略を受けても首都キーウに留まり、交流サイト(SNS)を通じた演説で、国民を鼓舞し続けた。また、米英日などの議会でオンライン演説を行い、ロシアの侵略を「民主主義世界全体に対する戦争だ」と位置づけた。

同誌編集長は、ゼレンスキー氏は「世界中に行動の波を起こした」とし、今年の選択は「記憶にある中で最も明白だった」と振り返った。

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