高級ブランド「ルイ・ヴィトン」と前衛芸術家の草間弥生さんのコラボレーションによる、インスタレーションの展示やライトアップが、東京都内の各所で展開されている。独特の水玉模様が、東京タワー(港区)や東京駅(千代田区)の周辺に「増殖」。スマートフォンでAR(拡張現実)を体験するなどして「草間ワールド」を堪能できる。
港区のプリンス芝公園では29日まで、草間アートの代表的なモチーフ、黄色いカボチャの巨大なバルーンが浮遊する。現地に掲示されたQRコードをスマホで読み込むと、画面の中にふにゃふにゃと動くカボチャが出現。その映像と共に景色や人物を撮影でき、ARで遊べる仕掛けだ。16~18日には公園近くの東京タワーを草間仕様でライトアップする。
東京駅前(丸の内側)では25日までイベントを実施。水玉模様で囲ったスケートリンクが登場し、有料でスケートを楽しめる。「LVフィッシュ・カフェ」や、ガラスボックスから魚が逃げ出すようなインスタレーションも設置され、ここでもポップなARを体験できる。
詳細はルイ・ヴィトンの公式ホームページで確認できる。