維新・馬場代表、首相に安保3文書の提言申し入れ

岸田文雄首相に国家安全保障戦略等の改定に対する提言書を手渡す日本維新の会の馬場伸幸代表(右)=7日午後、国会内(矢島康弘撮影)
岸田文雄首相に国家安全保障戦略等の改定に対する提言書を手渡す日本維新の会の馬場伸幸代表(右)=7日午後、国会内(矢島康弘撮影)

岸田文雄首相は7日、日本維新の会の馬場伸幸代表と国会内で会談し、政府が近く行う国家安全保障戦略など「安保3文書」改定に関する維新の提言書を受け取った。敵司令部も対象に含めた反撃能力(敵基地攻撃能力)保有などを求める内容で、馬場氏によると、首相は「すべてを受け入れることは約束できないが、参考になるところは多々ある。最終の取りまとめに使わせていただく」と応じた。

提言では核共有の議論を始めるよう求めるなど、政府・与党の検討状況より踏み込んだ内容も盛り込んだ。馬場氏は記者会見で「政府・与党は、特に安全保障の問題では思っていても表現できないことはあると思う。われわれは野党であるからこそ、あらゆる可能性を追及した」と述べ、「外交・安全保障は超党派で取り組んでいく大きな課題だ」と強調した。

このほか提言では、憲法9条に関する「必要最小限度」の解釈を見直し、保有可能な武器の制約を撤廃することを提唱した。反撃能力は巡航ミサイルや弾道ミサイルなど対象にあわせた多様な手段を保持し、抑止力を強化すべきとした。

防衛予算は国内総生産(GDP)比2%への引き上げを求め、「財源は安易に増税に頼るべきでない」として、行財政改革や経済成長を先行させるよう求めた。

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