献上リンゴを選果・箱詰め 青森県黒石市

かすりの着物姿の女性が丁寧にリンゴを磨き上げた=7日、青森県黒石市(福田徳行撮影)
かすりの着物姿の女性が丁寧にリンゴを磨き上げた=7日、青森県黒石市(福田徳行撮影)

地方独立行政法人・青森県産業技術センターりんご研究所(黒石市)で7日、皇室に献上される今年産リンゴの選果と箱詰め作業が行われた。献上リンゴは、9日に宮内庁と上皇ご夫妻のお住まい「仙洞(せんとう)御所」、各宮家に届けられる。

昭和3(1928)年に始まった献上リンゴは78回目。今年は同研究所で収穫されたリンゴの中から選び抜かれた「ふじ」と「王林」の詰め合わせ1箱10キロ(28個)が献上される。

この日は、同研究所の女性4人が伝統のかすりの着物に白い手袋をして1個ずつブラシで汚れを落とし、ガーゼで丁寧に磨き上げた後、和紙とネットに包み箱詰めした。

同研究所によると、今年は8月の大雨でリンゴの栽培管理が難しかった地域もあったが、大きくて果汁の多いリンゴに仕上がったという。初山慶道(よしみち)所長は「青森県を代表する果物をおいしく味わっていただければと思います」と話した。

会員限定記事会員サービス詳細