ボルトン元米大統領補佐官は2024年の大統領選に出馬表明した共和党のトランプ前大統領が憲法停止を訴えたことを批判し、他に有力候補が出馬しない場合には「出馬も検討する」と述べた。CNNテレビで6日語った。
トランプ氏は3日、ソーシャルメディアに、根拠なく主張している20年大統領選の不正を理由に「この種の大規模な不正があった場合は、憲法の条項やルールの停止も認められる。建国の父は偽りの選挙を看過しない」と投稿した。
ボルトン氏は5日にもNBCニュースでトランプ氏の主張は「米国的ではない」と非難した。ボルトン氏はトランプ政権で国家安全保障担当の大統領補佐官を務め、トランプ氏に解任された。(共同)