トヨタが定額利用の新サービス 車の価値を維持して料金10%安く 新型「プリウス」から

トヨタ新型プリウス(2.0L HEVプロトタイプ)=16日午後、東京都新宿区(岩崎叶汰撮影)
トヨタ新型プリウス(2.0L HEVプロトタイプ)=16日午後、東京都新宿区(岩崎叶汰撮影)

トヨタ自動車は7日、月額の定額払いで車を利用できる事業を手掛ける傘下のKINTO(キント、名古屋市)で、新サービス「KINTO アンリミテッド」を開始すると発表した。ソフトウエアの更新で最新の安全機能が使えて、運転データを活用した見守りサービスも利用できる。契約から返却まで車の価値を維持できるため、月額を通常より10%安くする。今冬に発売する新型「プリウス」から提供を開始する。

新サービスはソフトの更新でトヨタが提供する衝突被害軽減ブレーキなど最新の安全機能が利用できる。車の装備などハードウエアの更新も、あらかじめ簡単に後付けできるようにすることで車を進化しやすくする。ハードの更新は来年の年央から始める。

見守りサービスでは利用者の走行データを収集・分析して、安全な運転や燃費の向上につながるポイントをスマートフォンのアプリで提供する。また、最適なタイミングで、メンテナンスの提案も行う。

車の進化と見守りサービスの提供で車の価値を維持し、その分を月額利用料の引き下げに充てる。

KINTOの小寺信也社長は7日のオンライン会見で「納車後も顧客に付加価値を提供したいと思った。値下げにつながるのが新サービスの真骨頂」と語った。今後、同社は他の車種への拡大も検討する。

KINTOは令和元年からサービスを開始し、11月末時点で申込件数は累計5万2千件に上る。昨年12月末比2万2千件増と着実に契約を伸ばしている。

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