3年ぶり「大根だき」にほっこり 京都・千本釈迦堂

千本釈迦堂で3年ぶりに「大根だき」が行われ、多くの参拝者に振る舞われた=7日午前、京都市上京区(渡辺恭晃撮影)
千本釈迦堂で3年ぶりに「大根だき」が行われ、多くの参拝者に振る舞われた=7日午前、京都市上京区(渡辺恭晃撮影)

二十四節気の一つ、大雪の7日、京都市上京区の千本釈迦堂(大報恩寺)で師走恒例の「大根(だいこ)だき」が3年ぶりに行われ、お椀(わん)に盛った熱々の大根が参拝者に振る舞われた。

修行中の釈迦が悟りを開いた日を祝う法要「成道会(じょうどうえ)」にちなんだ行事。鎌倉時代、僧侶が縦半分に切った大根に梵字(ぼんじ)を書いて魔よけとしたのが由来とされ、大根を炊いて参拝者に配る風習ができた。

冬の冷え込みの中、直径1メートルの大鍋7個で大根と油揚げが炊かれ、参拝者は湯気の立ちのぼる大根をほおばって無病息災を祈っていた。兵庫県宝塚市から3年ぶりに訪れた藤原とも子さん(74)は「大根がやわらかくおいしい。体も温まる」と話した。

大根だきは8日まで行われ、2日間で約7500食が用意される。1杯千円。

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