米豪2プラス2 日本との3カ国防衛協力強化で一致

オースティン米国防長官(AP)
オースティン米国防長官(AP)

【ワシントン=坂本一之】米国とオーストラリアは6日、ワシントンで外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開き、日本との防衛協力を強化することで一致した。会合後の記者会見でオースティン米国防長官が明らかにした。豪州は日本との2プラス2を東京都内で9日に開催する予定で、今回の協議を踏まえ米豪の軍事演習への自衛隊の参加拡大を日本に要請する。

米豪は両国間の防衛協力を深化させ、豪州に展開する米軍のプレゼンスを引き上げることを確認した。オースティン氏は航空機や艦船の巡回配備などを強化する考えを示した。防衛産業の連携も図るとした。

また、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」では豪州の原子力潜水艦導入を進め、サイバーや人工知能(AI)、量子技術など先端技術での協力推進を確認した。

中国による南シナ海の軍事拠点化や台湾海峡を巡る一方的な現状変更を阻止する取り組みに関し協議。ロシアによるウクライナ侵略への対応も話し合った。

オースティン氏は5日にマールス豪国防相と会談。7日にはAUKUSの枠組みでマールス氏、ウォレス英国防相と会談する。

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