吉田と長友に悔しさと満足感 今後の代表活動は慎重に検討

クロアチア戦に敗れ、肩を落とす吉田麻也(手前)、長友佑都(右)ら日本イレブン=アルジャヌーブ競技場(蔵賢斗撮影)
クロアチア戦に敗れ、肩を落とす吉田麻也(手前)、長友佑都(右)ら日本イレブン=アルジャヌーブ競技場(蔵賢斗撮影)

長くサッカー日本代表を引っ張ってきた主将で34歳の吉田と36歳の長友のワールドカップ(W杯)が終わった。目標だったベスト8以上には届かず、吉田が「明日も練習したかった。悔しいです」と天を仰いだ一方、長友は「歴代最強のチーム。素晴らしい試合をした」と満足感も漂わせた。

前回ロシア大会後、世代交代が一気に進んだ。長谷部や本田、香川、岡崎といった〝顔〟がチームを去り、主力、そして精神的支柱の役割を担い続けた。大半がW杯初出場の若手に経験を伝えながら鼓舞し、ドイツとスペイン撃破という快挙にも結び付けた。

育ってきた若手へ向ける目は温かい。長友はPK戦に志願した三笘らを「勇気を持って立ち向かった姿を誇りに思う」と絶賛。吉田は立つことができなかった準々決勝への思いを、「次の4年間、どうやって超えていくかを考える戦いが始まる」と後輩に託した。

今後の代表との関わり方について吉田は「また考えます」、長友は「先のことは考えていない」と述べるにとどめた。日の丸を背負って戦ったW杯は吉田が3回で長友は4回。仮にユニホーム姿ではなくなったとしても、愛する代表のためにすべてをささげていくことに変わりはない。(奥山次郎)

日本、ワールドカップ8強ならずも、今後への可能性を示す

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