女優の北川景子が月9初主演する来年1月スタートの「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(月曜後9・0、フジテレビ系)に及川光博が出演。北川と初共演する。
ドラマは、未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)が舞台。北川は、裁判官からそのロースクールに派遣された新米教師・柊木雫を演じる。
及川は、その柊木が実務家教員として赴任することになる青南大法科大学院(青南ロー)の学院長、守宮清正役。実は及川自身も大学時代は法学部に通い、弁護士を目指していたという。
「直感で強い縁を感じた。また学生たちが悩みながらも成長し、進化していく過程を目の当たりにしたいという気持ちになった。物語としても大きな感動を得られる作品になるのではないでしょうか」
そう話し、守宮というキャラクターを一言で表現するならば「ほほ笑みのナイスミドル(笑)」とした。しかし「優しい笑顔で見守りながら何かしら画策している、もしかしたら法曹界の未来までも考えているんじゃないかな?」と意味深長だ。
プロデュースの野田悠介氏は「守宮はとにかく食えない男。まだここでは語ることができないのが残念だが、教員も学生もうまく取り込んでしまう人柄には及川さんしかいない。守宮が成し遂げたいこととは何か? つかみどころのない役柄をどのように演じていただけるか楽しみ」と話している。
また、歌舞伎俳優の尾上松也が2クール連続で同局の連続ドラマに出演。水10ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」における半グレ集団の金髪カリスマリーダーから一転、黒髪で優秀な警視庁捜査一課の刑事・風見颯(はやて)を演じる。
柊木や青南ローの学生たちの周りで起こり始める不可解な嫌がらせに対し、個人的に相談に乗る正義感の強い人思いの刑事で、ある事件の捜査のため守宮のもとをたびたび訪れる。
北川とは連続ドラマW「ヒポクラテスの誓い」(2016年、WOWOW)以来の顔合わせで「再共演させていただけることもうれしかったし、役柄としてもやりがいがある設定。オリジナルドラマということで展開を楽しみながら演じていきたい」と語った。
野田氏は「風見はすごく真面目で心優しい役だが、後半に向けある事件に関わっていく」とヒントを示し、「どんな役でも演じられる松也さんだからこそ風見にぴったり」と太鼓判を押した。
出演は山田裕貴、南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花、佐藤仁美、宮野真守、小堺一機。
(産経デジタル)