ソウル雑踏事故 当時の警察幹部2人を逮捕

ソウルの雑踏事故現場に近い地下鉄梨泰院駅の出口に手向けられた花=2日(共同)
ソウルの雑踏事故現場に近い地下鉄梨泰院駅の出口に手向けられた花=2日(共同)

【ソウル=桜井紀雄】日本人2人を含む158人が死亡したソウル・梨泰院(イテウォン)の雑踏事故で、韓国警察庁の特別捜査本部は5日、事故発生を懸念して作成された報告書の隠蔽を事故後に指示したとして、証拠隠滅教唆の疑いで、当時のソウル警察庁の幹部と、現場を管轄する竜山(ヨンサン)警察署の幹部の計2人を逮捕した。

裁判所が同日、尋問審査し、「証拠隠滅の恐れがある」として逮捕状を発付した。この事故での逮捕者は初めて。

捜査本部は、ハロウィンの人出が予想されるにもかかわらず、人員増員などの事前措置を講じず、事故後も適切に対応せずに被害を拡大させたなどとして、業務上過失致死傷の疑いで前竜山署長ら2人の逮捕状も請求していた。こちらは裁判所が棄却した。

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