生活保護不支給の効力停止、即時抗告せず 三重・鈴鹿市

三重県鈴鹿市が同市の女性(70)への生活保護を不支給とした処分について、津地裁が効力停止を認めた決定に対し、市が期限の2日までに即時抗告しなかったことが6日、分かった。市は女性に最低限度の生活を送るだけの収入がないと判断し、生活保護を当面支給する。

女性は11月、支給の停止処分取り消しなどを求めて津地裁に提訴、効力停止も申し立てた。生活保護の支給期間は、1審判決から60日が経過するまでとなる。

申立書によると、女性には四肢体幹機能障害があり、移動に欠かせないとして車を保有し続けた。市は9月、廃車の見積書を提出するよう求めたが、女性が応じなかったため、11月1日に生活保護の支給を停止した。

津地裁は同24日付の決定で「健康で文化的な最低限度の生活を維持する上で生活保護が必要不可欠だ」と指摘していた。

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